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医療業界の福利厚生

結論から言うと医療業界の福利厚生は良くないです。

では、説明していきますね(‘ω’)ノ

年間休日が少ない

一般的なサラリーマンの年間休日は120日(土日祝)です。これだけの日数を提供する病院は数少なく、田舎に行くと、労働基準法の最低ラインの105日などもたくさんあります。ここだけの話クリニックなどは、土曜日も半日勤務がるので70日台のところもあります。

ざっと計算しても15日×8日=120時間もサラリーマンより看護師さんのほうが多く働いているのです。

時給2000円(看護師の平均時給)で120時間働いたとしたら24万円は多く給与をもらわないといけない計算になります。

年収が働いている割に低い(最新調べ)

  • 看護師の平均年収は492万
  • 正社員の平均年収503万
  • 日本全体(非正規社員含)の平均年収445万

サラリーマンより休日日数も低く、夜勤もしているにも関わらず正社員の平均給与に劣るのが現実です。非正規を含む平均年収もに比べたら看護師のほうが高いですが、パートさんもたくさんいてるため、フルタイムで夜勤もする看護師さんの給与比較はやはり正社員の年収になります。

有給がとれない

これは看護師さんあるあるですよね。私の以前働いていた会社は有給を取れないことがなく、自分の好きな日に申請してました。単身赴任のおじさん達は金曜日は午後休をとり家族のもとへ帰ってました。

看護師になってみて、ビックリ。有給が消化できず、法定5日の取得のみ師長が勝手に振り分けるそんな状態。「え?この日に有給かぁ・・・」みたいな感じです。

基本的に有給は労働者の権利であり、病院はこれを拒否できません。

病院が持つのは“時期交渉権”のみです。

例えば「〇日有給ください!」その答えとしてあるのは「OK」or「〇日は日勤が足りないので〇日以降でお願いします」と言った時期交渉権のみです。退職時に有給を取得できないなんて絶対にないはすです。私は過去2度転職してますが、絶対に無理だと同僚に言われましたが有給は全部消化し退職しています。その具体的方法も後々ブログにあげていきますね(‘ω’)ノ

連休がとれない

都会や大病院で働く看護師さんは夏休みの7連休や正月明けの5連休などは当たり前といった方が多いと思いますが、一旦田舎や小さな病院に行くと連休をとるのが困難です。

今年はオリンピック休暇もあり、GW、お正月、シルバーウイーク・・・・様々な連休があるのも関わらず、私は三連休が最大の休みでした。(とても悲しい)

もちろんその三連休も事前に師長の許可が必要で、少し笑ってしまいました。三連休なんて世間ではいっぱいあるのに、医療業界だけ三連休をとるのにも“許可”がいるなんてジョークかと思っていたら本当に就業規則に書いてありました( ゚Д゚)omg

看護師さんは給料がいい。そんなふうに思う方も多いようですが、結論として一般企業より給料も福利厚生も良くないのが現実です。

また次の機会に一般企業と看護師さんの育休の違い・裏技についてもブログ書いていきますね。